漢和辞書における臻摂韻字音規定の問題点On the Problems of Kana Notations of Group Zhen(臻) in Sino-Japanese Dictionaries
- Other Titles
- On the Problems of Kana Notations of Group Zhen(臻) in Sino-Japanese Dictionaries
- Authors
- 백혜영; 이경철
- Issue Date
- Jun-2016
- Publisher
- 한국일어교육학회
- Keywords
- Sino-Japanese Dictionaries; Sino-Japanese Go’on; Sino-Japanese Kan’on; group Zhen; 漢和辞書; 吳音; 漢音; 臻摂
- Citation
- 일본어교육연구, no.35, pp 147 - 165
- Pages
- 19
- Indexed
- KCI
- Journal Title
- 일본어교육연구
- Number
- 35
- Start Page
- 147
- End Page
- 165
- URI
- https://scholarworks.dongguk.edu/handle/sw.dongguk/16370
- ISSN
- 1598-4311
- Abstract
- 本稿では、新常用漢字表で臻摂韻に属する漢字について、漢和辞書6種を対象に、その字音形及び系統分類の 問題点を考察した。その結果をまとめると、以下のようである。 1)大修館では、開口1等痕韻に属する[恩]の吳音を[オン(ヲン)]で記載しているが、これは開口韻であるので 古形の[ヲン]は除かなければならないであろう。 2)多くの辞書で合口1等魂韻の-un/-ut形を慣用音に分類しているが、吳音の古文献では-on/-ot形が主流を 成しているものの[寸スン]のような-un/-ut形が混在しているので、-un/-ut形は吳音に分類しなければなら ないであろう。 3)合口1等魂韻の[論リン]について、漢音·吳音同形に分類している辞書が見られるが、-in形は漢音資料のみ で出現するので、[論リン]は漢音に分類しなければならないであろう。 4)[銀ゴン]のような真韻乙類の-on/-ot形を慣用音に分類している辞書が見られるが、真韻乙類は吳音で -in/-it形以外に-on/-ot形にも出現するので、-on/-ot形は吳音に分類しなければならないであろう。 5)舌內入声韻尾字について、全ての辞書で、漢音は[ツ]で、吳音は[チ]で表記しているが、これに因って、多 くの辞書で[蜜ミツ]のように、吳音から由來しながらも[ツ]形を維持している字音形を慣用音に分類してい る。 6)多くの辞書で[韻イン(ヰン)]のような合口3等文韻牙喉音字の-win/-wit形を慣用音に分類しているが、こ れは漢音の古文献で見当たるので漢音に分類しなければならないであろう。 7)合口3等諄韻甲類は漢音·吳音資料で-(w)in/-(w)it形、-jun/-jut形、-un/-ut形等色んな字音形で出現するの で、実存する古文献の拠ってその字音形を決めなければならないであろう。
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